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エバーロイの超硬加工技術

穴径φ0.8±0.0005㎜ 細穴加工事例

細穴加工(サブミクロン)|超硬ソリューションナビ
細穴加工(サブミクロン)|超硬ソリューションナビ

加工内容

細穴放電加工
WE放電加工

加工形状

φ0.8×3㎜
穴径:φ0.8±0.0005㎜
真円度:0.001㎜以下
位置度:φ0.003㎜以下

加工設備

細穴放電加工機(Sodick K3BL)
ワイヤ放電加工機(Sodick AP450L)

加工材種

KD20
※当加工はSS以外の全ての材質で対応可能

お客様の課題・要望

お客様より超高精度細穴加工のご依頼があり、対応した事例となります。当事例ではお客様より以下のご要望がございました。

・穴径φ0.8±0.0005㎜、真円度0.001㎜以下、位置度φ0.003㎜以下を満たすこと

サブミクロンの精度が求められる超高精度細穴加工であったため、対応可能な加工業者が少なく、当社にお声かけいただきました。

加工内容

お客様の求める機械的性質や製品仕様をヒアリングさせて頂き、材種KD20をご提案し加工に移りました。今回の加工内容は、細穴放電加工、WE放電加工となりますが、サブミクロンの加工精度が求められる超高精度細穴加工のご依頼であったため、以下の点に注意する必要がありました。

・サブミクロンの加工精度が求められるため、微細加工に特化した特殊なWE放電加工条件を選定する必要がある点
・既存の装置の測定精度(±1μm)を超える製品であったため、先方との検査方法のすり合わせが必要になる点

当社が長年培ってきた類似形状の加工データ、加工のノウハウを基に試行錯誤を繰り返し、特殊なWE放電加工条件を選定し加工に移りました。
さらに、先方との検査方法のすり合わせを入念に行い、測定精度のチェックを行いました。
試作加工を繰り返し、穴径:φ0.7995~0.7997㎜、真円度:0.0004~0.0008㎜、位置度:0.0004~0.0025㎜を実現でき、お客様のご要望を満たすことができました。

加工結果・当社のサービス

当事例は、サブミクロンの加工精度が求められる非常に難易度が高い案件でしたが、既存の加工設備、測定器を用いてお客様にご満足いただける製品を製作することができました。新規のお客様でしたが、他社で断られた難しい案件にも挑戦する当社の対応力、加工技術を大変評価いただき、継続的に超硬合金の微細加工のご依頼を頂戴しております。
超硬素材・超硬加工ソリューションナビでは、超硬合金の高精度な微細加工・細穴加工に強みを持ちます。超硬合金の微細加工は、これまでの加工データをもとにし、試作加工を繰り返して最適条件を見極める必要があり、加工ノウハウが必須となります。超硬素材の提供を行う当社は、それぞれの素材の特徴を熟知しており、素材に沿った加工で皆様のご要望にお応えしてまいります。もちろん、サブミクロンの加工精度での加工のご依頼も、承りますのでお気軽にご相談ください。

エバーロイの超硬加工事例

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