SPCC絞り加工金型摩耗の改善
お客様の課題・ニーズ
角絞り加工において、高寿命化を試みて他社材質で高硬度化を行ってきたものの、寿命が改善されないとのご相談をいただきました。
提案内容・効果
SPCCの角絞り加工によるケース製造において角絞り穴角R部の摩耗が生じていました。
過去の改善検討での寿命は、
VF-20:30万S
VM-40:30万S
となっており、硬度による寿命差が認められませんでした。
R部の摩耗による寸法変化が大く生じていたため、鉄系材料による凝着摩耗影響を考慮して、耐凝着性にすぐれるMC20を提案しました。結果として、型寿命が従来30万ショットから200万ショットまで改善しました。
当社のサービス
超硬素材・超硬加工ソリューションナビでは、当事例のように超硬材の性能の指標になる硬度に依存しない場合の不具合についても、原因調査により適切な材種を提案し大幅な寿命改善を実現してきました。
その他、物性調査による超硬素材選定も多く行ってきました。超硬素材の選定、加工なら当社にお任せください。
課題解決事例 一覧
超硬素材・超硬加工 ソリューションナビを運営するエバーロイは、
素材選定・開発~精密加工、完成品提供までの一貫したソリューション提供により、
皆さまの課題を解決します。
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