FAQ
放電加工の変質層とクラックの違いは?
いずれも放電加工時の熱エネルギーにより発生するものですが、変質層はCoやWC粒子が溶解し凝固してできた層で、クラックは、放電時の熱衝撃や溶解凝固収縮時の応力により発生した亀裂です。
変質層は、加工表面からある一定の厚みで生成しますが、クラックは、表面だけではなく母材内部にまで進展する場合があります。
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加工の際、超硬はマグネット固定ができますか?
超硬は磁性体ですが、磁性が弱くマグネットチャックは危険です。
バイス、当て金、ボンド接着での固定をお願いします。 -
超硬パーツにタップをつけたい
直タップをお薦めいたします。焼結前に収縮を見越してタップ加工を行います。
放電タップ、ブッシュロー付けに比べ、強靭です。
ただし、ピッチ精度が必要な場合は放電タップもしくはロー付をお勧めします。 -
軟質金属の焼き付きについて
金型に金属が凝着(付着)した状態で使用していると、摩擦熱が発生して金属の一部が溶融し表面に焼き付きが発生する。
軟質金属ほど凝着・焼付きが発生しやすい。
凝 着:2種類の金属固体が原子間間隔程度に接近した時に生じる結合
焼付き:凝着や溶着により、摩擦係数が急増した状態
親和までのメカニズムは[1]凝着⇒焼付き⇒親和 [2]焼付き⇒親和
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