FAQ
腐食による変化は?
20年前の超硬合金を調べたところ20ミクロン程度の腐食がありました。
腐食は表面だけに発生するため、再加工より除去できます。
しかし環境によっては取れない場合がありますので、0.1mm以上の再研磨を推奨します。
研磨後に保管する場合は加工液は完全に除去し乾燥させて、防錆紙で包装・防錆油をかける、またはアルミナ紛を塗布する等の処理をしてください。
この質問と同じカテゴリのQ&A
-
刃物に使われている超硬とは何ですか?
被加工材やその厚みなどによって選択すべき超硬合金の材質は変わりますが、一般的に刃物として使用する場合は、
切れ味重視や、チッピング対策を考えて、タングステンカーバイド(WC)の粒子を細かくした超微粒子超硬合金を
選定することが多くあります。 -
超硬とハイスの違いは何ですか?
超硬合金は硬度が高く、耐熱性や強度に優れた合金です。 一方のハイス鋼は超硬合金と比べると強度や耐熱性は劣るものの、耐衝撃性は上回ります。 両者は原材料・製法が異なるため、コストの面でも大きな差があります。 使用する場面や導入後の買い替えのタイミングなどを考慮して、適した方を選びましょう。
詳しくはこちら:超硬合金(超硬質合金)とハイス鋼(高速度鋼)の違いは?利用に適した場面も紹介! -
体積変化50%とありますが?
焼結時に圧粉された素材とはいえ、中には空気や粒子同士がぶつかっている隙間があります。
これが焼結される事で、コバルトが液状化し、さらに毛細管現象によってタングステン粒子を引き寄せることによって体積50%の収縮が起こります。 種類の異なる粉末粒の接触部では混じり合って均質になろうとしたり、化合物をつくろうとする力も原子の移動を引き起こします。
超硬素材・超硬加工 ソリューションナビを運営するエバーロイは、
素材選定・開発~精密加工、完成品提供までの一貫したソリューション提供により、
皆さまの課題を解決します。
-
技術資料ダウンロード
これまで培ってきた実績・ノウハウをもって
資料ダウンロードフォーム
皆様に高付加価値な超硬を提供いたします。 -
お見積もり•お問い合わせ
0798-26-3606お問い合わせフォーム -
よくある質問
過去お客様より多くのお問い合わせ いただいた内容を掲載しています。
詳しくはこちら