FAQ
硬度と強度の関係は?
硬度は、単純摩耗に影響し、硬度が高いほど、耐摩耗性が高くなります。
しかしながら、摩耗は、硬度だけでなく、ワーク材の材質によっても凝着により変化します。
また、ワーク材の厚みによっても、寿命が変化しますので、超硬合金の材質選定には、使用される環境や加工方法を考慮する必要があります。
強度は、抗折力のような曲げ強さや衝撃強度等様々な因子がありますので、それぞれに考慮した材質選定が必要となってきます。
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超硬とハイスの違いは何ですか?
超硬合金は硬度が高く、耐熱性や強度に優れた合金です。 一方のハイス鋼は超硬合金と比べると強度や耐熱性は劣るものの、耐衝撃性は上回ります。 両者は原材料・製法が異なるため、コストの面でも大きな差があります。 使用する場面や導入後の買い替えのタイミングなどを考慮して、適した方を選びましょう。
詳しくはこちら:超硬合金(超硬質合金)とハイス鋼(高速度鋼)の違いは?利用に適した場面も紹介! -
変質層の厚みにCo量とWC粒径が影響している理由は?
Coの量が多くなれば、融点の低いCoが多く溶けるので、変質層が厚くなると考えられています。
また、WC粒径が小さくなると、体積効果により溶解しやすくなり変質層が厚くなっているものと考えています。 -
超硬工具を使うメリットは?
超硬は、高温時の硬度低下が発生しにくい特徴があるため、切削時に工具が高温になりやすい高速での切削においても、
性能が低下しにくい点がメリットとなります。
超硬素材・超硬加工 ソリューションナビを運営するエバーロイは、
素材選定・開発~精密加工、完成品提供までの一貫したソリューション提供により、
皆さまの課題を解決します。
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