FAQ
超硬が割れる原因は何ですか?
超硬材料は、金属材料に比べて熱膨張率が違います。 このため、焼きばめ/冷しばめされた製品は、
使用温度が設計値と事なり著しく高い(低い)場合、割れが発生する事があります。
また、硬度が高い超硬合金を使用する際には、大きい衝撃がかかると割れなどの問題が発生する場合もあるので破壊靭性値にも注意して選定していく必要があります。
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刃物に使われている超硬とは何ですか?
被加工材やその厚みなどによって選択すべき超硬合金の材質は変わりますが、一般的に刃物として使用する場合は、
切れ味重視や、チッピング対策を考えて、タングステンカーバイド(WC)の粒子を細かくした超微粒子超硬合金を
選定することが多くあります。 -
超硬合金の弱点は何ですか?
一般的な鉄合金と比較すると、靱性(ねばり強さ)が低く、刃先が欠けてしまう・剥離するといったような現象が起こることがあります。
また、比重が鉄の約2倍ありますので、重量が重くなることがデメリットとなる場合もあります。 -
体積変化50%とありますが?
焼結時に圧粉された素材とはいえ、中には空気や粒子同士がぶつかっている隙間があります。
これが焼結される事で、コバルトが液状化し、さらに毛細管現象によってタングステン粒子を引き寄せることによって体積50%の収縮が起こります。 種類の異なる粉末粒の接触部では混じり合って均質になろうとしたり、化合物をつくろうとする力も原子の移動を引き起こします。
超硬素材・超硬加工 ソリューションナビを運営するエバーロイは、
素材選定・開発~精密加工、完成品提供までの一貫したソリューション提供により、
皆さまの課題を解決します。
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