ケーブル製造での特に負荷の大きいカシメ加工用ダイスについて鋼材（SKD61）使用では早期摩耗、ＨＡＰ材（HAP40）などでは初期での破損が生じるような負荷の大きい使用について、金型形状や、製造時荷重などのお客様の使用条件に基づいたデータを提出していただき、応力解析を行いました。
解析シミュレーションを行った結果、超硬材を使用する場合には破損のリスクが非常に高くなる条件でしたが、超硬材と鋼材を併用して組み合わせることで負荷影響を軽減できることが分かり、採用されました。その結果、従来200本→8000本製造可能となり、大幅に改善されました。この製品は当社で加工まで行っております。