技術情報・技術コラム
放電加工の種類とその特徴について
超硬素材の選定・開発から超硬加工のことならエバーロイへご相談ください
今回の記事では、放電加工の種類と特徴について説明します。
放電加工について、以下の記事でメリットやデメリットを説明していますのでご確認ください。
>>関連記事:放電加工とは?放電加工の基礎知識やメリット・デメリットを徹底解説
放電加工の特徴
ワイヤもしくは形状加工した電極を用いる事で、複雑な形状でも精度よく加工する事ができます。また、導電性のある材料ならば、超硬合金などの高硬度材料でも加工する事ができます。電極の形を工夫すれば、小径や複雑形状のポケット加工や狭い隙間での厚板のくり抜きといった、他の加工法では実現困難なものも精度よく加工する事ができます。さらに、分割せずに一体物として加工が可能なので、部品数の削減、強度の増大を図る事ができます。
放電加工の種類
放電加工の種類として、大きく分類すると、ワイヤ放電加工、形彫放電加工、細穴放電加工の3つがあります。
ワイヤ放電加工
順次送り出されるワイヤ状の電極を用いて、被加工物を糸のこのように必要な形状を切り出していく加工方法です。
形彫放電加工
加工したい形状の電極を製作し、放電により被加工物に電極の形状を転写する加工方法です。 加工形状は電極の形状によって決まります。
細穴放電加工
非常に細いパイプや丸棒を電極として被加工物に穴を開ける加工方法です。主にワイヤ放電加工のスタートホールなどの小径の穴を加工する場合に適しています。
当社にお任せください
超硬素材・超硬加工ソリューションナビを運営するエバーロイは、超硬金型の摩耗や劣化についてその状態を分析調査し、その結果から不具合の原因を特定するノウハウを有しており、その特定された原因に対し過去に行った改善事例経験、理論的見地から最も適した加工方法を提案することが可能です。
素材や加工方法にお悩みをお持ちの皆様、お気軽に当社に御相談ください。
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この記事を監修した人
大久保 文正
エバーロイ商事株式会社
昭和33年の設立以来、長年にわたり超硬工具の販売。
その製品はエバーロイの名で、広く多くのお客様からご支持をいただいております。
技術革新の激しい時代の中、お客様のあらゆるニーズに対応すべく、製販一体となって当社のオリジナリティを生かした営業活動を推進して参ります。
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素材選定・開発~精密加工、完成品提供までの一貫したソリューション提供により、
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