FAQ
超硬とハイスの違いは何ですか?
超硬合金は硬度が高く、耐熱性や強度に優れた合金です。 一方のハイス鋼は超硬合金と比べると強度や耐熱性は劣るものの、耐衝撃性は上回ります。 両者は原材料・製法が異なるため、コストの面でも大きな差があります。 使用する場面や導入後の買い替えのタイミングなどを考慮して、適した方を選びましょう。
詳しくはこちら:超硬合金(超硬質合金)とハイス鋼(高速度鋼)の違いは?利用に適した場面も紹介!
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超硬の主成分は何ですか?
超硬合金の主成分はタングステンカーバイド(WC)になります。これをコバルト(Co)やニッケル(Ni)で結合したものが超硬合金です。
それらにクロム(Cr)などの微量添加物を加えてさまざまな特徴を持った超硬合金をつくりだしています。 -
熱伝導率による変化は?
Co量により変化するものです。Co量が少ないほど熱伝導率が高くなります。
一般的に、熱伝導率が高いほど熱の逃げが良く摩擦熱を抑制します。 -
超硬製品の保管方法は?
【超硬素材の場合】
温度は常温であれば問題有りません。(コバルトが300℃以上で酸化しますのでそれ以上は不可)
湿度は錆びの原因になりますので、できるだけ湿気のない乾燥状態を推奨します。
【完成金型の場合】
超硬は加工中の研削液や潤滑液、その他水分等で腐食する可能性があります。
また、研磨面やラップ面は保管状態が悪い場合は数日で腐食し、強度低下を招きますので防錆油、防錆紙で保護をしてください。
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